2026/05/12 11:04
ポジャギというと、韓国の伝統家屋「韓屋」や、大きな窓のある西洋風インテリアなど、広々とした空間に似合うイメージを持たれる方も多いかもしれません。
でも実は、日本の普通の住宅でも、少しの工夫で十分に楽しむことができます。
例えば我が家は、昔ながらの団地スタイルの集合住宅ですが、カーテンレールを外して、代わりにシンプルな棒を渡し、そこにポジャギを掛けています。
ポイントは、窓にぴったりつけるのではなく、少し離して掛けること。
そうすることで、窓とポジャギの間に空間が生まれて、光の入り方や透け感が、より美しく感じられるようになります。朝や夕方の光で表情が変わるのを見るのも、毎日の小さな楽しみです。
また、ポジャギの美しさを引き立てるためには、「空間」そのものもとても大切だと感じています。日本の掛け軸や暖簾も、周りに物が多い空間では、その魅力が埋もれてしまうことがありますよね。ポジャギも同じで、生活感の強い空間の中では、その繊細な美しさが見えにくくなってしまうように思います。
我が家でも、子どもが小さく、仕事と家庭で毎日慌ただしかった頃は、部屋に日用品や子どもの物があふれていました。ポジャギを飾っても、周りの物たちのボリュームに負けて、あまりその美しさを活かせていなかったように思います。
でも、少しずつ物を減らして、本当に必要なものだけを残すようになった今は、ポジャギを「暮らしの中のアート」として楽しめるようになりました。ポジャギが映える部屋にしたい、という気持ちがあると、自然と家の中を整えたくなるのも、嬉しい変化です。
光が差し込むと、布がやわらかく色づいて、まるでステンドグラスのように窓辺が輝きます。ポジャギがひとつあるだけで、少し殺風景だった部屋の空気が、ふわっと豊かになるような感覚があります。
どんなふうに飾ると、より美しく見えるのか。
日本の家の中で、無理なくポジャギを楽しむ工夫についても、また少しずつお伝えしていきたいと思っています。
