2026/04/29 15:04

韓国にはもう何度も訪れていますが、最近はソウルに住む親友の家に泊めてもらうことが多く、今回は日中も一緒に過ごすことができました。

彼女の家は、ソウル郊外にある高層マンションの19階。周辺は緑も多く、子育てにも良さそうな、とても暮らしやすい環境です。こうして、いわゆる「普通の韓国の暮らし」を体験できることが、私にとってはとても嬉しい時間です。


これまで、韓国の伝統家屋に住んでいる方のお宅を訪れたこともありますが、実は韓国の一般的な家庭で、壁や窓辺にポジャギが飾られているのを見たことは一度もありません。

マンションの場合、居間の窓の外にベランダのような空間があり、その外側にもさらに窓がついている構造になっていることが多く、外から室内が見えにくくなっています。そのためカーテンをあまり使わなかったり、窓辺のインテリアに力を入れる文化自体も、日本同様、あまり見られないように感じます。

また、伝統家屋である韓屋も、部屋のサイズが比較的コンパクトなため、窓を覆うように布を飾ると、少し重たく感じてしまうこともありそうです。


そのため、ポジャギが美しく飾られているのを実際に目にするのは、韓屋のカフェや展示会場など、意図的に整えられた空間であることが多いように感じます。

そういった場所には、いくつかの共通点があります。

部屋に余白があること。
窓の周辺やつくりがシンプルであること。
そして、空間に置かれているものが少ないこと。


ポジャギそのものの美しさだけでなく、それを引き立てる「空間」があってこそ、その魅力がより際立つのだと、あらためて感じました。


写真:親友の家の窓から